ぼちぼちと💖きらきらハートで生きて行きたい76歳の 🍅ほげとまのブログ

ヒトに逢えば何かを学べる ブロガーさんから生き方を学んでいます

ちゅっちゅっちゅっ

きょうもまた
旧いブログですみません



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1924年(大正13年)3月21日生まれ
もし現在存命なら98歳
ところが満48歳2ヶ月で逝去した
最愛のおかあちゃんに捧げます



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2006年3月17日の日記


列車の中で




小顔ではないからほっぺの面積は大きい


このワイドほっぺ


結構いろんな体験をしている




尿毒症で意識が混沌としている母が


私の呼びかけに


『ほげとまちゃん ほげとまちゃん』と言って


ちゅっちゅっちゅっ、、、ってしてくれた





たぶん私たち兄弟が幼い頃に


母はいつもそうしてくれていたのだろう




覚えていない記憶を思い出した大切な瞬間




ほげとま24歳の時のこと




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そういえばついこのあいだまで


冷たい空気がワイドほっぺを


ちくちく刺していた




道路の雪が融けたので


今朝自転車に乗ったら


な~んだ棘が取れたの?




空気はまだ冷たいけど


ちくちくしないよ




これが北海道の春の始まりなのかな?




ほげとま58歳の朝のこと(北海道に移住してきた年)




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47年前(現在)のちょうど今頃




実家にひとりで生後2ヶ月の息子を抱いて帰った




自分で鍵を開けて部屋に入った




かつてそこは


『ただいま~』と言えば


『おかえり~』と


娘より元気な声が応えてくれた
あたりまえの生活があった所




だれも居なかった




・・・・・・




北海道の春を感じたワイドほっぺが


とても寂しかったことを思い出してしまって


列車の中で


あのときのように涙があふれた




あの時は寂しい涙と


こんなかわいい孫を抱くことができなかった母が


かわいそうな涙でもあった




・・・・・・




だから




臨終間際の母が私にしてくれたような


ちゅっちゅっちゅっ、、、を


いーーっぱい息子に




・・・・・




ワイドほっぺが大切な瞬間を覚えてくれていたから


できた




・・・・・・




嬉しいことも


悲しいことも


楽しいことも


寂しいことまでが


みんな


みんな


大切な瞬間なのですね










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