それは38年前のことでした
第三大臼歯
その歯のことを”親知らず”といいます
なんてかわいいニックネーム!
だけど
この歯
怒るとすっごく怖いですよ~
その歯医者さんには治療台が3台ありました
私の親知らずは歪んではえているとのことで
治療に時間がかかるだろうと
先生は私の他に患者さんを入れないで
治療にあたってくださいました
親知らずは口のいちばん奥に存在です
決して小さいとはいえない私のお口だけど
さらに 出来る限り大きく開けていました
・・・どのくらい時間が経ったのか・・・
口を大きく開けているのもしんどいですが
歪んではえている私の親知らず
なかなか抜けてくれない
とにかく 痛い!
先生も必死で治療してくださっています
はっ・・とか
くっ・・とか
うぐっ・・とか
先生の荒い息遣いが聞こえます
とにかく痛い!
・・・・・
やっと 終わった!!
先生 『ふう~
たいへんだったよぉ
はえ方がほんとひどく歪んでたんで
途中で大学病院に行ってもらおうかなんて
思ったけど
なんとか 抜けた
よかったあ』
私
あまりの痛さと麻酔の切れかけで
失神しそうになりながらも
健気に先生にお礼を言いました
『こんなひどい状態を治療してくださいまして
ありがとうございました』
確かそう言ったは・ず・な・の・・に・・・・
『こんなひどい治療をしてくださいまして
ありがとうございました』
こう言ってしまった・・
なんとか言い直そうとしたけど
口がまわらない
先生 何もおっしゃらずに
お部屋に入ってしまわれました
涙目の私を衛生士さんが気遣って
『大丈夫よ
先生はいつもああなのよ』と
言ってくださいました
けど・・・
涙が溢れてとまりませんでした
👇どっちだと思います⤴?
(先生に申し訳ないことをしました VS 痛くてたまらない)
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