ぼちぼちと💖きらきらハートで生きて行きたい76歳の 🍅ほげとまのブログ

ヒトに逢えば何かを学べる ブロガーさんから生き方を学んでいます

それは38年前のことでした

第三大臼歯



その歯のことを”親知らず”といいます


なんてかわいいニックネーム!


だけど


この歯


怒るとすっごく怖いですよ~




その歯医者さんには治療台が3台ありました


私の親知らずは歪んではえているとのことで


治療に時間がかかるだろうと


先生は私の他に患者さんを入れないで


治療にあたってくださいました




親知らずは口のいちばん奥に存在です


決して小さいとはいえない私のお口だけど


さらに 出来る限り大きく開けていました




・・・どのくらい時間が経ったのか・・・




口を大きく開けているのもしんどいですが


歪んではえている私の親知らず


なかなか抜けてくれない




とにかく 痛い!




先生も必死で治療してくださっています




はっ・・とか


くっ・・とか


うぐっ・・とか


先生の荒い息遣いが聞こえます


とにかく痛い!




・・・・・




やっと 終わった!!




先生 『ふう~


    たいへんだったよぉ


    はえ方がほんとひどく歪んでたんで


    途中で大学病院に行ってもらおうかなんて


    思ったけど


    なんとか 抜けた


     よかったあ』





あまりの痛さと麻酔の切れかけで


失神しそうになりながらも


健気に先生にお礼を言いました




『こんなひどい状態を治療してくださいまして


 ありがとうございました』




確かそう言ったは・ず・な・の・・に・・・・




『こんなひどい治療をしてくださいまして


 ありがとうございました』




こう言ってしまった・・




なんとか言い直そうとしたけど



口がまわらない




先生 何もおっしゃらずに


お部屋に入ってしまわれました




涙目の私を衛生士さんが気遣って


『大丈夫よ


 先生はいつもああなのよ』と


言ってくださいました




けど・・・



涙が溢れてとまりませんでした





👇どっちだと思います⤴?
(先生に申し訳ないことをしました VS 痛くてたまらない)
  





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