花先生に愛猫がいた
ということを
全く知らずに
ちょっとひと休みしていた時
私の足に・・
『ぎゃ 先生・・何か・・』
👇先生は笑って
猫よ
私以外のヒトが居る時は
(註:下手絵向かって左側の押し入れ10㎝ほどだったかな
開けていてそこに入って出て来ない)
絶対に出て来ないのに
珍しいわね
よっぽどあなたのことが気に入ったのね
えっ!?
私
犬も猫も嫌いなのに~
(当時のことね 猫は今も触れられないですが💦)
花先生の猫ちゃん
ヒトを見る目がありありなのね ふふふ
花先生はご自宅で英文速記を教えておられたのです
当時80歳以上
私は結婚したてでまだ子供がいない時
24歳くらいでした
英文速記を習いに行ったのではなく
ミニコミ誌にお手伝いさん募集をされていたのです
昔から居られるお手伝いさんがご実家に所要ができ
暫くの間お買い物とお昼ごはんの用意をしてほしい
もし英文速記を習いたいなら無料で教えます
とのことだったが
英文速記は要らないと思い
お買い物とちょっとしたお掃除とかを
させていただいていました
先生はずっと独身で
英文速記などを使ったお仕事をされていたそうです
当時の大卒の男性の給料の
数倍はあったと言っておられました
戦前のことです
戦争が始まって多くの主婦が家族の為
子供のためと必死に
配給の食料を求めている姿を見て
奥さんが居なくて子供のいるヒトと
結婚しようと思ったそうです
で
その通り結婚されて子供さんも大人になり
ご主人も他界され
元々の英文速記を教えながら
お手伝いさんと暮らしておられた
というわけです
お手伝いさんも先生の所に戻って来られ
私も妊娠したのでこのお仕事は辞めましたが
先生の所にはしょっちゅう遊びに行っていました
何をお話しても困りごとを相談しても
今のテレフォン人生相談のカウンセラーの先生のように
明快なそしてお優しい心遣いの応答をしてくださいました
しょーもな~いことばっかり話していたと思いますが
とても心に残っていることがあります
夫には私と結婚する前に好きなヒトが居ました
7年もお付き合いのあった彼女ですから
当然夫と結婚するつもりでした
夫は人生最大のミステイクをしたと
後々もずっと言ってたことですが
ちゃんと彼女と別れ話をして私と結婚しました
黙ってられないのは彼女のお父さんです
彼女のお父さんが怒鳴りに来ることになったと
夫が言い
どうしよう~と弱気になっていたので
私もこんなこと初めてで怖かったのですが
花先生に相談しに行きました
花先生は
もし彼女のお父さんが来られたら
まず
お話はよく伺っておりますと言い
むさくるしいところですがお入りくださいと
部屋に入って頂きなさい
そして相手の言われることを
静かに聞きなさい
と言われ私は
そのように心構えをしておきました
結局彼女のお父さんは来られませんでしたが
この経験はいろいろな場面で活かされています
例えば
姑 や 姑の妹(笑)が
私の悪口を直接言ったりした時
その言葉を
一旦は温かく迎え入れる
というようにね
姑や姑の妹に嫌われても
花先生の猫ちゃんには
好かれたという
ほげとまの
なが~いお話にお付き合い
ありがとうございました
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